総合研究所では、モンゴル史を専門とされ「モンゴル秘史」の訳者としても
知られる村上正二氏が遺された研究業績を記念し「村上正二賞」を創設。
モンゴルに関係するテーマの論文に表彰を行っています。
【募集要項】
テーマ: 純学術的なものに限定されず、モンゴルに関する、あるいは日本・モンゴル
関係に関わる様々なものがふくまれます。
枚数 : A4版(Word, 33行、38文字)で、図版をふくめて、15枚程度です。
電子媒体(CD-ROM)とプリントしたものをおおくりください。
賞金 : 10万円
締切 : 毎年12月末日
応募論文は、審査のうえ、最優秀論文に「村上正二賞」をおくります。
応募論文以外に、『日本とモンゴル』誌に掲載された論文も審査の対象となります。
応募論文が、「村上正二賞」の対象となった場合、『日本とモンゴル』誌の春の号に
掲載されます。「村上正二賞」の賞金は10万円です。
応募は日本モンゴル協会の会員にかぎりますので、非会員の方は、投稿の際に入会の
手続きをおとりください。なお、提出原稿は返却いたしませんので、ご承知おきください。
論文提出先:
〒162-8644 東京都新宿区戸山1-24-1
早稲田大学文学学術院内
公益社団法人 日本モンゴル協会
詳しくは 募集要項 をご覧ください。
【過去の村上正二賞受賞者】
第1回(2007年度):
青木隆紘
「“モンゴル音楽”の20世紀小史
―モンゴル国の音楽文化研究に向けて―」
第2回(2008年度):
上村明
「21世紀モンゴル国における牧畜
―国際援助におけるProperty-rights Approach批判―」
第3回(2009年度):
ホルチャー(胡日査)
「「満洲国」の対モンゴル民族政策の調整と蒙政部の設置
―興安総署から蒙政部への改編を中心に―」